イミダゾールジペプチド(イミダ)とは、どのような成分?
イミダゾールジペプチド(イミダ)は、いろんな生物に含まれる成分で、人間の筋肉の中にも存在しています。
そして、食品として食べると、筋肉の中に蓄積し、運動パフォーマンスを向上させることが、確認されています。
日本ハム(株)中央研究所では、鶏肉からイミダを抽出し、15年の年月をかけて研究を進めてきました。
トップアスリートからも注目されている成分です。
そして、食品として食べると、筋肉の中に蓄積し、運動パフォーマンスを向上させることが、確認されています。
日本ハム(株)中央研究所では、鶏肉からイミダを抽出し、15年の年月をかけて研究を進めてきました。
トップアスリートからも注目されている成分です。
どんな生き物が持っている?
ヒトの体には、カルノシンだけが存在し、鳥類や魚類にはアンセリンが多く、海獣類(クジラやイルカ)にはバレニンが多いなど、生物の種類によって持っているイミダの種類は異なります。
ウシ、ブタ、ニワトリのほか、ヒツジやウマ、サバ、マグロ、サケ、クジラなど、私たちの生活の中で、食品として活用されている生物にも、イミダは含まれています。
なお、カルノシンは、牛肉エキスの中から発見されたため、肉を意味するcarnoを語源としています。
また、アンセリンはガチョウの筋肉から発見されたため、ガチョウを意味するanserineから名づけられました。
ウシ、ブタ、ニワトリのほか、ヒツジやウマ、サバ、マグロ、サケ、クジラなど、私たちの生活の中で、食品として活用されている生物にも、イミダは含まれています。
なお、カルノシンは、牛肉エキスの中から発見されたため、肉を意味するcarnoを語源としています。
また、アンセリンはガチョウの筋肉から発見されたため、ガチョウを意味するanserineから名づけられました。
年齢との関係
ヒトの筋肉に含まれるイミダ(カルノシン)量を調べた実験結果です。
加齢に伴い、筋肉中のカルノシン濃度は減少することがわかっています。
加齢に伴い、筋肉中のカルノシン濃度は減少することがわかっています。
H.J,Stuerenburg ,K. Kunze / Arch, Gerontol.Geriatr.29, 107-113 ,1999
POINT
筋肉中のカルノシン濃度は、
加齢に伴い減少します。
筋肉中のカルノシン濃度は、
加齢に伴い減少します。
どのような物質?
イミダ
イミダは、動物の筋肉に多く含まれる成分で、カルノシン、アンセリン、バレニンに代表されるジペプチドの総称です。ジペプチドとは、2つのアミノ酸がつながったもので、それぞれ下記のアミノ酸から出来ています。
●βアラニン+ヒスチジン=カルノシン
●βアラニン+1メチルヒスチジン=アンセリン
●βアラニン+3メチルヒスチジン=バレニン
イミダには、抗疲労効果や運動パフォーマンス向上効果が認められており、食品として摂取する方が増えています。2020に向けて、注目されている成分です。
●βアラニン+ヒスチジン=カルノシン
●βアラニン+1メチルヒスチジン=アンセリン
●βアラニン+3メチルヒスチジン=バレニン
イミダには、抗疲労効果や運動パフォーマンス向上効果が認められており、食品として摂取する方が増えています。2020に向けて、注目されている成分です。